低年収のサラリーマン投資日記

年収300万円の低所得リーマンが投資で小遣い稼ぎ

株主優待を得る方法とお得に取得できるやり方(クロス取引)

配当や株主優待の権利を得るにはどうすればよいですか?

配当金や株主優待の権利を得るためには、「権利付最終日の大引け時点(15:00)」で対象現物株式を保有している必要があります。
なお、「権利付最終日」は、対象銘柄の決算月における権利確定日の2営業日前の日付のことを指します。

例:決算月の30日(水)が権利確定日の場合
28日(月):①権利付売買最終日
29日(火):②権利落ち
30日(水):③権利確定日
①権利付売買最終日:大引け時点までに買付が完了し、株券を保有していれば、権利が取得できます
権利落ち日:寄り付きから売却をされても、権利が獲得できます。

【ご注意事項】
・銘柄によって決算月および権利確定日が異なりますので、各企業のホームページ(IR情報)等にてください。
信用取引の買建玉を現引される場合は、権利付最終日の15:30までにお手続きいただければ株主権利が得られます。
信用取引の現渡を権利付最終日15:00~15:30の間に行った場合、対象現物株式の権利は得られなくなりますのでご注意ください。

配当金はいつもらえますか?

【剰余金の配当の場合】
通常は、会社の決算後3ヵ月以内に開催される株主総会で決議されると、支払われます。
たとえば、3月決算の会社の多くは、6月中下旬に株主総会を開催しますので、支払時期は、6月~7月頃以降になります。

【中間配当金の場合】(中間配当制度を設けていない企業もあります)
年1回決算の会社があらかじめ定款に定めた上で、取締役会で決議されると、営業年度の途中で支払われます。
支払時期は、中間決算後2ヵ月程度経過以降に支払われることが多いようです。

【配当金支払予定日の確認方法】
配当金の支払予定日は、原則、決算短信にてご確認いただけます。
※配当を実施しない四半期の決算短信には記載されません。
決算短信の書式により、記載されない場合もあります。

株主優待はいつ頃発送されますか?

株主優待の発送時期につきましては、各企業毎に異なりますが、概ね権利付最終日から3ヶ月程度を目処に発送されます。詳細につきましては、各企業のIR情報等でご確認いただくか、IR担当者へお問合せください。

 

株価下落リスクを負わずに株主優待を得る方法:「つなぎ売り」を使って優待獲得

ネットで「優待ただ取り」と紹介されることが多いが、正確に言うと、「株主優待を、低コスト・低リスクで得る方法」です。取引手数料・貸株料などのコストがかかります。

株主優待に魅力を感じて、株式投資を始める方が多いと聞いています。ただし、株式投資である以上、投資した後、株価が下落することもあります。

 優待は欲しいが、株価変動のリスクは負いたくない時、活用したらいいのが「つなぎ売り」です。「つなぎ売り」は信用取引の一種で、信用口座を開設しないとできません。

 

つなぎ売り」とは

株を借りてきて売ることを、「信用売り」といいます。株を持っているが、持っている株を売らず、別途借りてきた株を売ることを「つなぎ売り」と言います。株を保有したまま、株が値下がりするリスクをヘッジする効果があります。この状態で、権利落日を迎えると、優待をもらう権利が確定します。権利が確定したら、保有している株を、借りてきた株の返済に充てれば、取引が完結します。保有株を、返済に充てることを「現渡(げんわたし)」と言います。

 

つなぎ売り」のやり方

現物買いと信用売りを同じ株数ずつ行い、優待の権利を得たら、現渡(げんわたし)で決済する

 

①A社100株の「買い」と、A社100株の信用取引の「売り」を、両方とも行います。買ってから売っても、売ってから買っても、どちらでも問題ありません。同じ価格で行うのが理想です。
3月末基準の優待を得るためには、3月27日(権利つき最終売買日)までに、①を行う必要があります。3月27日までに、①を行い、3月30日(権利落ち日)までポジションを持つと、3月末基準の優待を得る権利が確定します。

②優待の権利を得たら、速やかに(原則3月30日に)、現渡(げんわたし)で決済してください。現渡とは、保有するA社株100株を、信用で売建(うりたて)しているA社株100株の返済に充てることです。これで、「優待取り」は完結です。
 3月31日に現渡することも返済期限内なので可能ですが、貸株料を払う期間が長くなるので、忘れずに30日に現渡しましょう。

 

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